素振りよりも前に取り組む事とは?

私は小学生のころ剣道をやっていました。

これが武道の第一歩です。

初めに習うのは「素振り」でした。

朝、竹刀の素振りをやっていましたね。

それから数十年が経ち、縁があって剣術を始めました。剣術でも基礎として素振りを位置付ける傾向にあります。

私も当初はそれに疑問を感じることなくやっていました。

しかし、刀法を学ぶようになって素振りよりも前に取り組む事があるということを知りました。

それは、「身を整える」と言う事です。

重い刀を自由に扱うにはカラダが整った状態でないといけないのです。

でも意外とこういう事に気が付いている人は少ないようです。

何万回素振りをすればいいとか、未だに回数論で練習する傾向もあります。

簡単なようで凄く難しいテーマですし非常に地味な練習でもあります。

探求心のある方はこういった練習をオススメいたします。


私はここ数年、木刀や刀よりも竹尺を持つ事の方が多くなりました。

竹尺でこんな凄い練習ができるとは・・・

私の稽古会でも取り入れていきます。


武蔵円明流判官派

宮本武蔵の剣を継承する剣術