足の重心について2022.01.18 02:09剣術において悪癖とされるのは「床を蹴る」という動作です。ここは現代剣道と決定的に異なる点と言えます。私も子供の頃は剣道をやっていましたが、後ろ足のカカトは浮かせて、つま先で床を蹴るように踏み込むのが基本です。しかし、剣術ではむしろカカトの方に重心を置き、踏み込みは使いません。武蔵...
素振りよりも前に取り組む事とは?2022.01.08 13:11私は小学生のころ剣道をやっていました。これが武道の第一歩です。初めに習うのは「素振り」でした。朝、竹刀の素振りをやっていましたね。それから数十年が経ち、縁があって剣術を始めました。剣術でも基礎として素振りを位置付ける傾向にあります。私も当初はそれに疑問を感じることなくやっていまし...
二刀の難しさ2022.01.06 00:37武蔵の剣といえば「二刀流」ですが、型としては一刀の方が種類が多いです。二刀流というとカッコ良く思われますが、かなり難易度が上がります。重たい太刀を片手で使うことになりますので、カラダと刀が一体化していないと自由に振れません。それだけに「身を整える」という事が大切になります。見栄え...
刀法を深化させる2022.01.05 07:06技術ではなく、「刀身一致」をさらに深めるべく刀禅の小用先生に個人指導をお願いしています。もう2年半経過しました。 小用先生は知る人ぞ知る武の達人。ジャンルを問わずあらゆる流派の、しかもキャリアの長い人ほど学びに来ています。 私が最初にお会いしたのはもう10年以上前ですね。当時ヨガ...
竹尺の活用2022.01.05 06:51剣術・剣道で「素振り」というと木刀が一般的でしょうね。 流派の中には1キロ以上ある重い木刀を振って腕力を鍛える練習をしているところもあります。 私の場合は軽い木刀を使います。その方が「身と剣の一致」を作りやすいからです。 腕力よりも身体と一体化をさせ、中国的には「勁」を通すには軽...